実践 マーケティングオートメーション 会わずに売れるリード育成法【書評】

マーケティングオートメーションとは

 

マーケティングオートメーションとは、

「ウェブサイトにアクセスした見込み顧客に対して、様々なアプローチを自動的に行う仕組み」

のことである。

 

先日の記事でも指摘したとおり、現在ビジネスはウェブサイト集客に大きくシフトしている。

本書はそのような状況のなか、MAをどのようにして有効活用するのかを事例を交えながら解説してくれている。

 

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ゴールはどこにあるのか

 

 

マーケティングオートメーション(MA)を利用する際の「ゴール」はどこにあるのか。

それは「まだ実績のない見込顧客からモノやサービスを購買してもらう」ことにある。

 

それは対面営業でいうところの名刺交換をしてから実際に自社サービスを利用してもらうまでの営業活動に当たり、

マーケティングオートメーション(MA)では、このプロセスをウェブ上で自動的に行うことが可能になっている。

 

本書ではそのプロセスについて詳細に解説を行っていて、非常に分かりやすい。

 

 

リード育成とは

 

 

マーケティングオートメーションの世界では、見込顧客を「リード」と表現する。

そして、まだ見込みが薄い顧客から実績を上げて行くプロセスを「リードを育成する」と表現する。

 

例えば、

・自社サービスの強みについて見込顧客に知ってもらう

・キャンペーンについて告知をする

・資料請求を行ってくれた見込顧客をフォローする

 

などの施策をうつ。

このような一連の営業活動を「リードを育成する」と表現する。

 

 

まとめ

 

マーケティングオートメーションについて解説した本はあるが、実際に運営を実践した内容を盛り込んでいる本書はとても参考になる。

私自身も本書を読んで具体的な施策に生かしている部分も多い。

マーケティングオートメーション関連本を読むのであれば、是非お薦めしたい1冊です。

 

 

 

実践 マーケティングオートメーション 会わずに売れるリード育成法

著:永井 俊輔

出版社:インプレス

発行:2017年2月24日

 

 

投稿者プロフィール

菊地登志雄
菊地登志雄
1971年11月生まれ。O型。埼玉県生まれ、東京都文京区在住。趣味は旅・食べること。