ウェブ広告運営のマネジメントについて


 

 

本記事の対象

  • ウェブ広告出稿の委託先を探している
  • 費用・サービス内容の目安を知りたい
  • マネジメント方法
  • その他・興味がある

業者への委託

ウェブ広告出稿には、自分で行う方法と業者に委託する方法があります。広告費用が小さいうちは仕組みを学ぶ意味を含めてご自身で出稿することをお薦めしますが、ある程度サービスが軌道に乗ってきてからは委託することをお薦めします。運営者はサービスの強みを磨くことに集中すべきです。広告会社は情報収集を行う体制が整っていますのでレポートで進捗を確認しましょう。

費用の目安

私の場合、広告費用は売上金額の10%内、広告会社に支払う手数料は広告費用の20%程度を支払うケースが多いです。この金額では基本的にサービスが上向きに成長することが前提になります。個人的にはサービスは常に成長することを前提にする必要があると考えていますが、そうでない場合は金額を調整しても良いと思います。

例:売上目標1000万円の場合、下記のようになります。

  • 売上高  1000万円
  • 広告費用 100万円
  • 手数料    20万円

他、手数料が20%を越えてくるとサービス内容にもよりますが個人的には高いと思います。サービスを成長すると売上ボリュームが上がり広告費用・手数料も比例してきますので、広告会社・サービス運営者共にそちらに注力すべきだと考えます。

※ 費用に関してはそれぞれの運営サービスによります。本記事は個人的な体験に基づいて書かせて頂いております。

サービス内容

ウェブ広告運営にも自動化されているサービス、コンサルティングに重点をおいているサービスがあります。自動化されている場合は手数料が安いのですが、私はコンサルティングに重点を置いているサービスをお薦めします。そちらのほうが早く目標に達することが出来るので、結果として総費用を抑えられると考えるからです。すでにサービスや広告運営方法が確立されている場合は自動化されたサービスを選択しても問題ないと思います。

成果=サービスの強さ×集客力

売上高など目標を達成するためにはサービス力と集客力、両方のバランスが必要となります。例えばウェブ広告が何かの理由で上手く行かなくてもサービスを改善する力を付けておけば数ヶ月でリカバリーがききますし、その逆もまたしかりです。さらに未然に防ぐ意味で継続的に改善する仕組みづくりを行うことがベストです。この部分は重要ですので別記事にまとめたいと思います。

マネジメント

月1回ペースでの打ち合わせを行う必要があります。必要がある場合はオンラインではなく対面で時間に区切りをつけずに話し合いが出来る環境を作ると良いと思います。事前にウェブ広告レポートと売上結果データを擦り合わせておくことをお薦めします。定量データを先に擦り合わせておいて、打ち合わせ当日は定性的な改善方法について話し合う段取りを取ります。打ち合わせ内容は議事録を取り以後のスケジュールを盛り込んで改めて互いに合意を交わします。

まとめ

ここまでお読み頂き、ありがとうございます。本記事ではウェブ広告運用マネジメントについて体験を踏まえてまとめさせて貰いました。

広告運用には様々な要因が絡んできますので上手くいく時もありますしそうでない時も出てきます。サービス運用者にしてみると大切なお金を費用計上しているので辛い場面も出てきますが、一喜一憂せずにどんな状況でも前向きに出来ることを1つ1つ行い続けることで安定した成果を出すことが出来ます。

関係される方々が前に進めるような勇気を持てるような記事になれていると幸いです。

当ブログへのまたのお越しをお待ちしております。

 

 

事例サイトはこちら

 

Image from Gyazo

https://kyoyupublish.com/

 

サービス開始

2011年秋〜

 

ユーザーの想いに寄り添うサービス

きょうゆう出版は「好き」「共感」マーケティングを行うことで成功しているサービスです。2011年に参入した時点で市場(同人誌印刷分野)は成熟していたため、組織として「市場」「競合」「自社」を分析する仕組みを作ることで差別化戦略を打ち出しました。

コスメ・ラーメン業界など想像すると分かりやすいのですが、成熟した市場ではユーザーがサイトを頻繁に訪れてサービス内容を比較する傾向にあります。

その際に購入になるポイントは「好き」「共感」です。ユーザーやエンドユーザーの想いや気持ちに寄り添うサービスを確立するように心がけました。

 

「好き」「共感」を集めた各種コンテンツ

サービスコンセプトに基づき、ユーザー様の「好き」「共感」を集めたコンテンツを多数用意しました。制作事例・加工ギャラリー・コンシェルジュサービスがそれに当たります。サービスが重視しているポイントを発信します。

 

1.制作事例

Image from Gyazo

https://kyoyupublish.com/cases/

ユーザー様がどのようにして制作を行こなったのかを取材形式で事例にまとめたコンテンツです。作品のクオリティに対するこだわりや想いを伝えていただくことで、読者に「好き」「共感」が伝わります。

 

2,加工ギャラリー

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https://kyoyupublish.com/process/

印刷物制作では「用紙を選ぶ」「色を塗る」「加工して違うかたちにする」という形を楽しむことが出来ます。本コンテンツでは実際の作品を通じて、そうした楽しみ方を提案しています。

 

3.同人コンシェルジュ

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https://kyoyupublish.com/concierge/

きょうゆう出版ではユーザー様の「好き」「共感」の感性を活かしていただくためにコンシュルジュサービスを用意しました。システム上のやり取りだけでなく専任担当制を取り細かいニーズを汲み取るサービスです。

 

好き・共感を集める仕組みづくり

前述以外にユーザーの「好き」「共感」を集める仕組み作りについて、CRM・MAを利用して組織的にインプットを行いました。

  • CRMを利用した情報管理
  • マーケティングオートメーションを利用した情報収集

 

まとめ

本記事では「好き」「共感」マーケティングのメリットをご紹介させて頂きました。

 

 

 

 


投稿者プロフィール

菊地登志雄
菊地登志雄
1971年11月生まれ。O型。埼玉県生まれ、東京都文京区在住。趣味は旅・食べること。