英語を勉強し直そう ブックレビュー


本書を紹介するきっかけ

旅に必要な英語を学び直したい。

昨年の台湾旅でそう感じてから、少しづつ中学英語テキストで学び直しをスタートしている。継続的に旅に行く予定なので、まあまあ真剣に取り組んでいる。

とはいえ、自分に課したハードルは低い。

語学の才能は皆無なのでネイティブのように話す必要もないし、最低限において旅で必要な言葉が分かればいいし、出来れば友人が出来るとうれしいぐらいの感覚である。

例えば、近所のコンビニエンスストアで仕事をされている外国の方々が使う日本語ぐらいでいいと思っている。

少しつづ始めた学びだが、毎日単語や熟語を反復していると段々記憶が蘇ってくるから不思議である。「カラーバス効果」という言葉があるが、そうして英語学習をしているときにふと目に入ったのが本書である。

 

本書で紹介されている「英語を学ぶメリット」

本書の著者である勝間和代さんは大手外資系コンサルティング会社で仕事をされていた立場から英語習得のメリットを語っている。

  • 転職・昇給に有利
  • 年齢も性別も関係なく仕事が出来る
  • 安いものを見極めて買い物が出来る
  • 国外脱出

 

本書で紹介されている「英語の学習方法」

本書のメインコンテンツである英語の学習方法について、下記のような手法を薦めている。

  1. もう一度、なぜ英語が必要かを考えよう
  2. とにかく、英語の勉強時間を増やそう
  3. たくさん、たくさん、英語を聞いてみよう
  4. たくさん、たくさん、英語を読んでみよう
  5. たくさん、たくさん、英語を話してみよう
  6. Skypeや海外留学を活用しよう
  7. 英語を実益で使い倒そう

 

上記をみると「方向性を決める→なるべく多く英語に触れる→メリットを積極的に享受する」という流れになっているのが分かる。学習のPDCAを見直し、英語に触れる時間を多く作るノウハウが核になっている。

個人的に興味深かったトピックは以下になる。

  • 日本語は必ず母音が入る言語なので、日本人の発音は外国人に綺麗に聞こえる。
  • 自分が分かるもの・興味あるものを読んだり聴いたりする
  • 学んだ内容をアウトプットしたり活用する
  • 自分の専門分野について、より先端の知識を人よりも早く手に入れることで、業務でも差別化を計る
  • 日本語だけでなく英語で検索する習慣をつける

 

本書で紹介されている書籍

本書は2013年に「ワンコインキンドル」として発売された電子書籍であり、残念ながら現在は販売されていない。そこで、本のなかでお薦めされている書籍を紹介する。

外国語学習の科学 ―第二言語習得論とは何か (岩波新書)

お金と英語の非常識な関係

 

まとめ

ここまでお読み頂き、ありがとうございます。本記事では問題を解く人から問題を定義できる人になろう ブックレビューをお届けしました。

当ブログへのまたのお越しをお待ちしております。

 

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投稿者プロフィール

菊地登志雄
菊地登志雄
1971年11月生まれ。O型。埼玉県生まれ、東京都文京区在住。趣味は旅・食べること。