2019年10月、6日間の旅を通じてワーケーションという仕事のあり方について実践を試みました。その際に得た気付きを記事にまとめてシェアさせて頂きます。
ワーケーションとは
ワーケーションとは2000年代に米国で生まれた「ワーク」と「バケーション」を組み合わせた造語で、リゾートなどの環境のよい場所で休暇を兼ねてリモートワークを行うかたちを指すことが多いそうです。「旅をしているのに出勤扱い」というのが特長とのこと。
導入企業としてはJALやSalesforce、行政では和歌山県が三菱地所と提携して進めたりしているようです。
私が実施してみた理由
個人的なことですが、私は通勤についてあまり肯定的ではなくこの20年ほど職場近くに住んでいました。今は自宅が仕事場になっています。5年ほど埼玉から都心まで通勤したことがあります。
さらに仕事内容がIT化されてくるに従って、ますます全ての時間職場に張り付いて仕事をする意義が薄れていると考えるようになり、数年前から徐々にリモートワークを取り入れてきた経緯があります。
リモートワークを行うと可処分時間(ざっくり行って自由に使える時間のこと)が大幅に増えます。可処分時間が1日2時間増えると考えても、年間で480時間=約1カ月分自由に使える時間を確保することが可能です。
(ただしリモートワークにもデメリットは多く有るので、一概に全てが上手く行くとは限らないです)
ワーケーションはその考え方の延長上にあると考えています。
リモートワークが単純に可処分時間の量を捻出する足し算だとすると、ワーケーションはその効果をもっと上げる掛け算が出来るのではないかと考えました。
実際に行ってみた感想
自分に取って実際に行ってみて感じたワーケーションの良い部分、それは重要な仕事に集中出来る環境づくりが行えたことでした。
普段オフィスなど周囲との密接な環境にいるとどうしても自然にノイズが多くなってしまい、常に目の前の仕事を「こなす」という姿勢になりがちになります。
仕事をしたような気持ちになっているのに、漠然と近い将来に不安を持ったりするのはそれが原因のひとつだと思います。
私も最初、海辺のコワーキングスペースで仕事をスタートした時はこれまで通りに目の前の仕事に取りかかり始めたのですが、自然と数日で中長期的に何が必要なのかという視点に立って仕事が出来るようにになっていきました。
その部分がしっかりしてくるとメンタルも安定してくるので、目の前の仕事を行う効率も上がります。
この部分がワーケーションのメリットだと感じることが出来ました。
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大事なことに集中する 気が散るものだらけの世界で生産性を最大化する科学的方法
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エッセンシャル思考 最少の時間で成果を最大にする
まとめ
ワーケーションに関する記事を書かせて頂きました。ここまでお読み頂き感謝申し上げます。感想などありましたらコメントを頂けるとうれしいです。
投稿者プロフィール
- 1971年11月生まれ。O型。埼玉県生まれ、東京都文京区在住。趣味は旅・食べること。
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