アウトプットすることで人生を変えることが出来るということが言われるようになりました。ブログを書いてSNS投稿したり、動画を撮影してYouTubeにアップしたり、自分が持つノウハウを発信することで収益を上げられるようになっています。
情報発信を継続して行うことで得られるものは大きいと理解した上で、どのように効果的なアウトプットを行っていくのかという課題にフォーカスを当てているのが本書です。
アウトプットを「書く」・「話す」・「魅せる」をするという3つに大別し、それぞれの発信方法について作者の経験に基きどのように考えて行動すべきかという内容が記されています。
書く(ブログ)
ブログメディアの利点はあとで修正が出来ることである、なので最初はかなりいい加減で良い、賢くみせる必要はないと筆者はいいます。なぜならアウトプットの目的とはその結果として誰かにあの人はこういう人なのかと知ってもらいフィードバックを得ることであるからです。
話す(プレゼン・雑談)
話すことは書くことよりも難しいのでまず機会を増やすことが重要であると筆者はいいます。ただ話すのと準備をして話すのではまったく伝わりやすさが違うとのこと。本書ではプレゼン方法について多くページを費やして説明されていますが、分かり易くておすすめです。
魅せる(装い)
何を着るか、髪をどうするか、これも全てアウトプットであると筆者はいいます。面白いのは「新しくて安い服は、高くて古い服に勝る」というくだりです。高価な服でも古くなれば部屋着にしなさいと筆者はいいます。
書籍の紹介
インプットした情報をお金に変える 黄金のアウトプット術
成毛眞 著
「勉強と教養」はもういらない! 大衆を脱出したけりゃ情報を吐き出せ。
日本の大人にはアウトプットが不足している。これからの時代、知識と教養を溜め込むインプットばかりでは損するだけだ。情報を吐き出すことで、センスが磨かれ、アイデアが生まれ、人脈が広がり、評価が上がり、結果がついてくる。そして、さらなる情報が自分のもとに集まってくる――。
知的生産の達人によるアウトプット活用法!
「情報を自ら発信して、また新たな情報を得る。あなたがやらなければいけないのは、その繰り返しだ。インプットの時代はもう終わっている。これからの時代は得た知識や情報を、カタチにできる者だけが生き残っていく。お勉強はもう十分だ。さあ、思う存分、吐き出そう」(「はじめに」より)
第1章 アウトプット時代の到来 ~インプットは、もう終わりだね!~
第2章 書くアウトプットがいちばんラク ~書ければ、必ずお金になる!~
第3章 やるほど上手くなる! 話すアウトプット術 ~説得、プレゼン、雑談のコツ~
第4章 印象を操作する「見た目」のアウトプット術 ~戦略的ビジュアルの系のすすめ~
第5章 インプットするなら「知識」ではなく「技法」 ~日常に潜む優良インプットソース~
第6章 アウトプットを極上にする対話術 ~コミュ力は今からでも上げられる~
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投稿者プロフィール
- 1971年11月生まれ。O型。埼玉県生まれ、東京都文京区在住。趣味は旅・食べること。
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