10倍速く書ける 超スピード文章術 ブックレビュー

 


文章が苦手。書いている時間が辛い、メールや企画書も出来れば書きたくない。

仕事で文章を書くのが苦手だという悩みをお持ちではないだろうか?

僕の場合、ブログ更新に時間がかかることに悩んでいる。1記事書くのに大体60分から90分、修正を入れるともっと時間が必要だ。

書く時間を短縮することは、他の事に時間を使えるなど生産性向上のメリットに繋がるだろう。

本書の著者はプロのブックライターである。書籍などを通じて10万字程度の書籍を平均4~5日で書き上げるノウハウを紹介している。

誰でも実践出来る内容になっていて、メール・企画書・ブログ・書籍などあらゆるジャンルが対象になっている。

以下でその一部を紹介したい。

 

「素材」に目を向けるだけで10倍速く書けるようになる

本書で紹介されている方法はシンプルだ。

「素材」を事前に用意して、それを再構成して文章にするという方法である。

(「素材」・・・テーマに沿って集めた情報全般のこと。事実ベースの内容で良い)

例えば新聞を読んでみると8割方が「素材」を並べているだけだという。多少語弊があるかもしれないが、上手く書くと言うよりも集めた情報を並べると結果的に文章になるという意味だろう。

文書は上手く書こうとしなくても良いのだ。そう思うと気が楽になるし、頭が整理されてくる気がしている。

 

書く前に内容を準備

どうして素材を用意するだけで文章を書くスピードが飛躍的に高まるのだろうか?

その理由はPCの前に座る時にほぼ全ての内容が揃っている状態になっているからである。

本書で紹介されている方法を利用することで、文章を書く作業はどちらかというとアイディアを出すというより構成を決めて整理してゆく内容になる。

  • どうやって書くかは考えない
  • 何を書くかに集中する
  • 独自事実・エピソード・数字を集める
  • 魅力的な素材を表現にまとめようとしない
  • 長い文章を集めるときは多めに素材を集める

 

テーマが決まったらスマホを利用して思いついた瞬間に素材を集めよう

素材集めにはスマホで思いついたときにメモを取ると良い。単純にひらめきをメモを取ると良い。必ずその時にキャッチすることが大事で、自分の記憶を絶対に信用してはならない。

聞いたことだけでなく、見たもの、感じたもの全てが素材になる。

自分の体験を素材に落とし込むことは文章のスピードを上げ、説得力を持たせるポイントになる。

 

本の紹介

 

まとめ

ここまでお読み頂き、ありがとうございます。本記事では10倍速く書ける 超スピード文章術 ブックレビューをお届けしました。何かのお役に立てれば幸いです。

当ブログへのまたのお越しをお待ちしております。

 

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投稿者プロフィール

菊地登志雄
菊地登志雄
1971年11月生まれ。O型。埼玉県生まれ、東京都文京区在住。趣味は旅・食べること。