スマート・ジャパンへの提言―日本は限界費用ゼロ社会へ備えよ ブックレビュー


感想

 

今後30年間でIoTインフラ整備によりモノを生産するコストが限りなくゼロに近づく、という仮説を立てているのが本書です。

コミュニケーション・インターネット、再生可能エネルギー・インターネット、自動化されるモビリティ・インターネットが一体となり、IoTインフラ上で稼働するという理論です。

もしこの理論が実践できるならば、企業はコスト面で大きなメリットを受けることが出来ます。

モノの価格がゼロになるというのはなかなか想像しにくいのですが、本書を読むと納得できる部分も多いです。

第三次産業革命と呼ばれる分野について、俯瞰して把握することが出来ます。

お薦めの一冊です。

 

本の概要

 


スマート・ジャパンへの提言―日本は限界費用ゼロ社会へ備えよ

 

世界に衝撃を与えたベストセラー『限界費用ゼロ社会』―ジェレミー・リフキンが唱える“最後の”産業革命はいまや、世界規模で急速に進む脱炭素革命とモビリティ革命によって、デジタル社会のなかでその輪郭がくっきりと浮かび上がってきた。メルケル独首相やEU首脳および中国指導部のブレーンを務め、EU各地域でスマート・シティ構築のプランを動かす著者に、世界から取り残されつつある日本の現状はどう映るのか?20年ぶりの来日を果たした著者による、貴重な日本向け提言と対談を収載した日本オリジナル版。『限界費用ゼロ社会』入門編として、経済と社会の構造が大きく変わるデジタル時代の必読の書。本書の実現を担うミレニアル世代とのQ&Aも収載!

 

まとめ

 

スマート・ジャパンへの提言―日本は限界費用ゼロ社会へ備えよ 、お薦めの一冊です。

 

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投稿者プロフィール

菊地登志雄
菊地登志雄
1971年11月生まれ。O型。埼玉県生まれ、東京都文京区在住。趣味は旅・食べること。