お金の正体 松本 大 (著) ブックレビュー


感想

 

マネックス証券代表取締役松本大氏によるお金に関する啓蒙書です。

古代貨幣から現代の仮想通貨・クラウドファンディングまでお金の成り立ちについて分かり易く解説されることにより、お金の成り立ちについて理解することが出来たり、お金にまつわる『想い』について筆者独自の見解を示して貰えます。

私は2006年頃、本書の著者である松本大氏が代表を務められているマネックス証券を利用していました。当時より同社はお金に関する教育に関して啓蒙活動をしており、本書はその延長にある内容といえます。

単に利殖によりお金を増やすというより、どのようにすればお金を幸せにつなげられるのかと言う視点に立って書かれており、非常に読み応えのある1冊になっています。お薦めです。

 

本の概要

 

 

お金の正体 松本 大 (著)

お金がたくさんあれば好きなモノを買えます。
お金がたくさんあればあるほど、信頼されます。
お金が集まる場所には、人の想いがあります。
お金はこの3要素ですべて説明がつきます。
――金融の世界で30年以上巨額の「お金」を動かしてきた著者が初めて書き下ろす、
本当のお金の話。

第1章 お金の正体I 信頼
第2章 お金の正体II 価値
第3章 お金の正体III 想い
第4章 消費の正体
第5章 預金の正体
第6章 投資の正体
第7章 仮想通貨の正体
対談:松本大×大塚雄介(コインチェック執行役員)
第8章 金融の正体
第9章 証券会社の正体
第10章 僕の正体

(引用)

 

まとめ

 

『お金の正体』、お薦めの一冊です。

 

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投稿者プロフィール

菊地登志雄
菊地登志雄
1971年11月生まれ。O型。埼玉県生まれ、東京都文京区在住。趣味は旅・食べること。