世界一やさしい 株の教科書 1年生 ジョン・シュウギョウ (著)


感想

 

投資と新規事業開発は似通ったところがあります。将来の見通しに対して仮説を立てて経営資源を投入していくプロセス、大きなマイナスをせずに確実に前に進むバランス感覚の必要性など共通することは多いです。私がはじめて株式投資を行ったのは2006年で当時ネット証券サービスが始まっていたことがきっかけの気軽なスタートでした。経営感覚を磨くことを目的のひとつであり多くを学ぶことが出来たように思います。

そして今年に入り久しぶりにネット証券の画面を開いたのですが、以前に比べてその情報量と機能の多さに驚かされてしまいました。と同時に、自身の知識量不足も確認出来てしまったわけです。これだけ情報が開示されている状況になる世界ではまったく違ったスピード感が生まれてきますしそこに機会があるようにも感じ、本書を手に取ることで再度基礎を学ぶことにしました。

本書は株式投資の基本について学ぶことが出来る1冊です。すでに経験があり再度学びたいという私のような人にも丁度良い内容になっています。どちらかというと実践的な内容も多い印象です。

 

本の概要

 

世界一やさしい 株の教科書 1年生

ジョン・シュウギョウ (著)

なぜ8割の個人投資家は損をしてしまうのでしょうか?
それは、個人投資家のみなさんが持っている「常識」という誤りから来ます。
投資で利益を得るためには3つのポイントを押さえればいいのです。

それも、ごくシンプルなルールを身につければ、あなたも「投資で稼げる投資家」になれます。
ただし、理論をちゃんと理解したうえで、身につけてほしいので、本当に楽しく愉快に、株式投資の授業をはじめます。

みなさんを「シンプル、分かりやすく、楽しく」の3つのキーワードで導きます。
投資は本来は楽しいものです。
投資を難しくしているのは投資家自身なのです。
5秒で選び、5分で取引、5銘柄だけ保有。
楽しみながら資産を増やす投資の入門書が日本の投資ライフを変えます!

(引用)

まとめ

 

世界一やさしい 株の教科書 1年生、お薦めの一冊です。

 

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投稿者プロフィール

菊地登志雄
菊地登志雄
1971年11月生まれ。O型。埼玉県生まれ、東京都文京区在住。趣味は旅・食べること。