これまで読んだ会計に関する入門書のなかで、一番分かりやすかった書籍。
理由の1つは、会計初心者に近い視点から描かれているからだと思われる。
ストーリー仕立てで進行するので自然とアタマに入る内容になっており、漫画ではなくテキスト形式だが平易に書かれていて分かりやすい。
もう1つの理由として、紹介される内容の順番が通常と逆という工夫がされている部分を上げたい。
通常は「財務諸表→経営指標→管理会計」だが、
本書では「管理会計→財務諸表の読み方→経営指標」
という順番になっている。
管理会計というと高度技術のような認識があるが、普段目にしている営業成績表も現場で使いやすいようにカスタマイズされた管理会計の一種であるといえる。
普段慣れ親しんでいる数値がどのようにして組織全体の会計を支えているのかボトムアップの視点で理解することが出来るので分かりやすい内容となっている。
分からないことが分からないという初心者の壁を取り除いてくれると思う。
幅広い層に読まれる書籍だが、今後経営に携わってゆくミドルマネジメント層にも有効だと思う。
お薦めの1冊。
まとめ
ここまでお読み頂き、ありがとうございます。
本記事では日本一やさしくて使える会計の本 ブックレビューをお届けしました。
当ブログへのまたのお越しをお待ちしております。
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投稿者プロフィール
- 1971年11月生まれ。O型。埼玉県生まれ、東京都文京区在住。趣味は旅・食べること。
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