ファンマーケティングで濃く長くお客様とつながろう 〜 『偏愛ストラテジー ファンの心に火をつける6つのスイッチ』ブックレビュー

ブックレビュー


本書を手に取ったきっかけ

 

ファン・マーケティングを大事にする企業や個人のサービスが伸びています。筆者が主催しているサービスでもすでにファン・マーケティングを取り入れていて、効果を感じている1人です。SNS・オンラインサロン利用し、多くのフォロアー(ファン)を持っていることがファン・マーケティング特長と思います。どうして伸びているのでしょうか?

理由には2つあると考えます。

  • 主催者がファンの声を聴き、しっかりとサービスを創り上げているから
  • Googleなどプラットフォーム的なサービスへの依存度が低い

つまり、ファン・マーケティングはインターネットの利点を活用しながら主催側が主導権をとれる優れた戦略であるということが分かります。

これまでネット上でサービス展開する課題である、『SEOによる検索順位変動』や『広告費用拡大』とは距離を置けるという利点があるのです。

では、どのようにしてファン・マーケティングを進めていけば良いのでしょうか?その一端が本書に描かれています。

 お客様の幸せが最初にあって 、それによりそっている商品やサ ービスが選ばれて長くファンになるのです。(本文より引用)

上記では人が幸せを感じるシチュエーションにサービスを寄り添わせるように促しています。私たちは自身のサービスで人を幸せにするようにしようとしますが、本書ではそれ自体がおこがましいと主張しています。かなり本質をついた説明と感じざるを得ません。

その他、

 送り手は変化を恐れないで 。むしろ変化は絶対必要ファンをつなぎとめるために 、送り手が商品を変えず伝統を保つこと 、つまり 〝維持すること 〟を重視することがあります 。変えてしまったら 、今までのファンが逃げてしまうのではないかと懸念する気持ちはよくわかります 。あるいは 、商品 ・サ ービス ・コンテンツをこれ以上変えられない事情があるのかもしれません 。しかし 、それでも 、変化は必要です …(本文より引用)

とても共感出来る一文。ファンとは次のサービスを待っている存在であり、そのためには変化しつづけなければならないということです。

本書を読むことで、いかにすれば売れるようになるのかという意識を変化させることが出来たように思います。お薦めの一冊です。

 

本の概要

 

偏愛ストラテジー ファンの心に火をつける6つのスイッチ

石原 夏子 (著)

出版社: 実業之日本社 (2018/9/27)

 

現役の大手広告代理店でクリエーティブの第一線で活躍中の著者が恥ずかしながら教える、
「売れない」「売れ続けられない」時代の「効く戦略(ストラテジー)」をマンガと解説で伝授。

某バンドの熱烈なファンを20年以上してきた著者は、
現役の広告代理店のクリエーティブ・ディレクター。
その著者が「熱狂的なファン=偏愛者」としての自らの行動をマンガで振り返り、
それを広告のプロとしてのもう一人の自分が、そのメカニズムを解説。

「色々と宣伝・PR活動しているのに、あまりお客さんに響いていない」
「バズって話題になっても一瞬で終わってしまい、話題が続かない」
「どうやって商品やサービスの話題を盛り上げられるのか分からない」

そんなマーケティングに悩んでいる方々に、自らのやや恥ずかしい体験をもとに、
商品やサービスのファンたちの心にどう「スイッチ」を押せばいいのかを説く。

ファンの心に火をつける6つのスイッチ
「よりそいスイッチ」
「特別扱いスイッチ」
「言霊スイッチ」
「仲間スイッチ」
「自分ごと化スイッチ」
「拡散スイッチ」
を理解して、売れない、売れ続けにくい時代を乗り切る!

 

まとめ

 

偏愛ストラテジー ファンの心に火をつける6つのスイッチ、お薦めの一冊です。

 

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投稿者プロフィール

菊地登志雄
菊地登志雄
次世代型印刷通販サービス「同人誌印刷のきょうゆう出版」「相談出来る冊子印刷の協友」などを運営する協友印刷株式会社の専務取締役。1971年11月16日生まれ。O型。詳しくはこちら