やる気が上がる8つのスイッチ ブックレビュー


感想

 

「いつもポジティブに考える」「報酬を与える」「ゴールを設定する」。これらの指針はいつも誰にでも効果があるものではなく、医師が治療に当たる時のようにそれぞれのタイプに合わせた処方箋が必要であると本書は説く。きめ細かく分析しているが、紙の本で60頁程度のボリュームで読みやすいのも特長である。以下にて概要を紹介したい。

目次

第一章 2つのマインドセット「証明」を求めるより「成長」を目指そう
第二章 やる気のフォーカス 「獲得」か「回避」かを知って強みにする
第三章 自信は必須の要素
第四章 やる気から見た8つのタイプ
第五章 すべてのタイプに共通する処方箋

 

 

8つのタイプ・3つの軸、それぞれへの処方箋を提示

1章から4章では、本書は人のタイプを8つに分類する。タイプ1~6は問題ありとし、タイプ7・8が望ましいとしている。それぞれのタイプ別に軸(マインドセット・フォーカス・自信)の持ち方を具体的に提示している。

★8つのタイプ

タイプ1 中二病(Teenager)
タイプ2 うざいやつ(Showoff)
タイプ3 臆病者(Neurotic)
タイプ4 退屈な人(Stick in the mud)
タイプ5 やる気の空回り(Eager Beaver)
タイプ6 まじめな見習い(Alert Apprentice)
タイプ7 新星(Star Who’s (almost)Born)
タイプ8 熟練の匠(The Expert in the Making)

☆3つの軸

軸 1 マインドセット
軸 2 フォーカス
軸 3 自信の有無

 

 

全タイプに共通する処方箋を提示

5章では全てのタイプに共通して行うべきことが提示されている。他人や自身への証明ではなく自信の成長を心がけ、スキルを身に付けて自信を得て、それを発揮出来る環境作りを行うというプロセスである。

第一段階 成長マインドセットへの転換
第二段階 必要なスキルを身に付ける
第三段階 力を発揮出来る場作りを行う

 

 

他者へのコーチングを行う方法を提示

本書では他者へコーチングを行う場合にはどのように働きかければ良いかについても紹介されている。

 

書籍の紹介

 

① マインドセットの軸=「証明」を目指すか「成長」を目指すか
② フォーカスの軸=得るものにフォーカスするか失うものにフォーカスするか
③ 自信の軸=自信が大きいか小さいか

タイプ1 中二病(Teenager)
タイプ2 うざいやつ(Showoff)
タイプ3 臆病者(Neurotic)
タイプ4 退屈な人(Stick in the mud)
タイプ5 やる気の空回り(Eager Beaver)
タイプ6 まじめな見習い(Alert Apprentice)
タイプ7 新星(Star Who’s (almost)Born)
タイプ8 熟練の匠(The Expert in the Making)

まとめ

ここまでお読み頂き、ありがとうございます。本記事ではやる気が上がる8つのスイッチブックレビューをお届けしました。何かのお役に立てれば幸いです。当ブログへのまたのお越しをお待ちしております。

 

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投稿者プロフィール

菊地登志雄
菊地登志雄
1971年11月生まれ。O型。埼玉県生まれ、東京都文京区在住。趣味は旅・食べること。