
古代ローマ帝国の礎を築いたジュリアス・シーザーこと「カエサル」が、当時ガリアと呼ばれた辺境、今で言うドイツ・フランスとの戦争を行った際に記録した戦記をまとめた本です。
カエサルは一流の政治家・軍人であると同時に一流の文筆家でもあるのですが、そのことが反映された本作品は究めて論理的かつ客観的視点によりまとめられており、とても洗練された内容になっています。
背景にある歴史を把握していないと本書は理解出来ない部分が多いですが、所謂「一流」の基準を作品を通じて示していると思います。
私は一流とは何かを問いかけるときに本作品を思い出します。
お勧めです!
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投稿者プロフィール

- 1971年11月生まれ。O型。埼玉県生まれ、東京都文京区在住。趣味は旅・食べること。
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