株式、為替、商品、金利 金融マーケットの教科書 真壁昭夫 (著), 株式会社フジトミ (著)


感想

 

株式、為替、商品、金利など金融マーケット全般に関する基礎知識がまとまっている良書。近年強く感じているのは、世の中が自分の専門知識だけでは生きていけない環境になっているということである。私は現在印刷業を営んでいるが、過去5年・10年・15年・20年と定点観測で事業環境を振り返っても、それぞれ全く違う環境に置かれていることに気付かされる。

このように大変速い環境変化にさらされている現代だが、今後はますます速い変化にさらされていくことは間違いない。IoT・AI・ロボット・フィンテック・シェアリングエコノミーなどの新技術が現在の事業環境を大きく変えていくことになると思われる。またこのような変化は全ての分野において共通に影響を与えてゆくと思われる。

これだけスピード感がある変化の中では、世の中の状況に合わせるというスタンスでは厳しいのではないだろうか。逆に言うと、今後の経済状況を考えると変化に対して能動的に動いていくメリットはこれまでとは比較にならない位に大きいという仮説も立てられる。

本書は投資に関する内容になっているが、上記の様な世の中の変化について学ぶ目的でも読むことが出来る。お薦めの一冊です。

本の概要

 

 

株式、為替、商品、金利 金融マーケットの教科書

真壁昭夫 (著), 株式会社フジトミ (著)

 

大人気のマーケット情報番組ラジオNIKKEI「真壁昭夫のマーケット・ビュー」を書籍化!

毎週月曜日18時15分~18時45分にラジオNIKKEIで放送している「真壁昭夫のマーケット・ビュー」(提供:株式会社フジトミ)の主要な内容を一冊の本にまとめたのが本書だ。本書で扱っている対象商品は、株式や為替、債券、さらには穀物や貴金属などの商品(コモディティー)や金利など、私たちが日常、新聞やニュースで扱っている投資関連のほとんどすべてを網羅している。
具体的には各マーケットの特徴や性格、短期と中長期投資の注意点、プロのアナリストの見方、テクニカル分析や経済指標など、投資に役立つ情報が満載。金融マーケット全体を見ることができるので、あなたの資産運用ポートフォリオの形成に生かせるはず。
単に相場の指南書という領域を越えている一冊である。

 

まとめ

 

金融マーケットの教科書、お薦めの一冊です。

 

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投稿者プロフィール

菊地登志雄
菊地登志雄
1971年11月生まれ。O型。埼玉県生まれ、東京都文京区在住。趣味は旅・食べること。