23区大逆転【書評】

書評

 

気付くと都内に住み始めてから20年近く経っていた。

生まれは埼玉県だが19歳で大学入学を機会に実家を離れて武蔵野市に住み始めてから、文京区、豊島区と転居してきた。

70年代の高度成長後期、90年代の土地価格高騰、00年代から始まる都心への人口流入まで、時代の流れとちょうど重なる部分が大きいと感じている。

本書「23区大逆転」ではそのような時代の流れを踏まえながら、現代そして今後の東京23区について予測を展開していて、興味深く読んでみました。

 

「足立区」「葛飾区」「墨田区」について高評価

 

内容で目に付くのは、「足立区」「葛飾区」「墨田区」が今後開発が進んでいくとの予測である。

この予想には私も賛成である。

この3区は成田空港に行くにも羽田空港に行くのも便利で国外に比較的に出やすいうえに家賃相場も高くはないため外国人の居住も多い。

現状の人手不足を考えると今後は優秀な外国人を招聘することは必須であり、かつサラリーも高くなると想像するため、この地域は外国人の山手のようになる可能性もあると仮説を立ててみる。

またITなどのスタートアップ企業の集積地にしても良いのではないか。渋谷も良いがそれは90年代だったからで、今は下町といっては失礼かもしれないが、のんびりとした地域に根付くほうが今の時代に合っているような気もする。

相対的な評価というより

 

よく23区や周辺地域を格付評価する本を見かけるが、都市開発は循環していて常に流動的で、住んでいて気付くのは昔から住んで地域社会を支えている方々の存在である。

商業ビルの多さや土地やマンション資産評価だけでその地域を評価するのは表面的な見方かもしれない。

 

まとめ

 

東京都は世界でも上位に入る大都市であるため良くも悪くも注目を集めている。

格付についてもなんだかんだチェックしている自分もいたりする笑

今後10年・20年と進化発展してわくわくするような都市作りを期待したいと思います。

 

 

投稿者プロフィール

菊地登志雄
菊地登志雄
次世代型印刷通販サービス「同人誌印刷のきょうゆう出版」「相談出来る冊子印刷の協友」などを運営する協友印刷株式会社の専務取締役。1971年11月16日生まれ。O型。詳しくはこちら