なかなか自分で決められない人のための「決める」技術  ブックレビュー


感想

人は毎日2万回、何かしら「決める」判断を行って生活しているという。

本書の目的は読者が「すぐに」「正しい」決断ができるようになることで人生の目的を達成することにある。

内容はアタマの中で物事を決定するプロセスの順番に構成されていて、「決められない理由」「そもそも決めるとはどういうことなのか」「物事を早く正しく決めるコツ」「決める力がアップする習慣」「決めたことを続けるコツ」と流れている。

全編を通して「決められる人」「決められない人」それぞれの特長を紹介されていて、読者がどの場面での決断に優れているのかまたはそうではないのかを知ることが出来るのが分かりやすい。

読み方としては、順番通りに読んでゆき、自身が「決められない人」に該当する部分を重点的に読む方法をお薦めしたい。

個人的に面白いと思ったのは「決める数(量)が多いほど成功しやすい」という主張である。決めたことに対して失敗したり修正しても良いという考え方に基づかれいる箇所で、ポジティブな内容になっている。

お薦めの1冊。

心に残った文章を引用しました

・決断できる人は 、常に 「自分が決断している 」ということを意識し 、明確な意思を持って決めています 。

・多くの人は失敗しないために正しい決断をしなければいけないと思い込んでいます 。そしてその思い込みが強い人ほどなかなか決断できず一度失敗したら落ち込んでしまうという負のスパイラルに陥ってしまうのです 。決断できない人はこのタイプです 。

・本当の 「決める 」とはどういうことなのか ?それは行動が伴うことです 。 「決める 」と 「行動 」はセット 。行動までできてはじめて本当に 決めた といえるのです 。

・速く決断できる人はたとえ失敗したとしてもすぐに次の決断ができるので挽回するのも速い

本の紹介

まとめ

ここまでお読み頂き、ありがとうございます。本記事では、なかなか自分で決められない人のための「決める」技術 ブックレビューをお届けしました。何かのお役に立てれば幸いです。当ブログへのまたのお越しをお待ちしております。

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投稿者プロフィール

菊地登志雄
菊地登志雄
1971年11月生まれ。O型。埼玉県生まれ、東京都文京区在住。趣味は旅・食べること。