夜行バスで出かけましょう ブックレビュー (著)小川かりん


夜行バスを利用するノウハウが描かれている作品。

全編マンガで描かれていて読みやすく、著者の体験に基づいた内容でなるほどと思わせる部分が多い。

イラストタッチや色彩が優しいので、読みやすい内容になっているのも特長である。

夜行バスの利用方法について調べてみると、ウェブサイト・動画などを含めて意外にそのようなコンテンツが発信されている場所が見つからない。

そういう意味で本書はニッチではあるが、夜行バス利用について調べたい場合にとても便利な1冊となっている。

国土交通省の資料によると(夜行バスを含む)高速バスの輸送人員は約20年前と比べて1.7倍も増えているという。

これは陸上輸送全体の15%を占めていて鉄道輸送の半分程度の規模だそうで、思っていたよりも多いように感じられる。

バスタ新宿といった施設の充実や、インバウンドサービスも寄与している模様である。

個人的な旅では、夜行バスではないものの昼間の高速バスを楽しく利用させて頂いている。

鉄道に比べて時間はかかるが、チケットが安いし景色も楽しめるからだ。

夜行バスはちょっとハードル高いと思っていたが、いつか利用したいと思わせてくれる1冊だった。

夜行バスで出かけましょう
(著)小川かりん

まとめ

ここまでお読み頂き、ありがとうございます。

本記事では夜行バスで出かけましょうブックレビューをお届けしました。

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投稿者プロフィール

菊地登志雄
菊地登志雄
1971年11月生まれ。O型。埼玉県生まれ、東京都文京区在住。趣味は旅・食べること。