デジタル化(DX)が進むと、これまでの営業活動は厳しくなる?


 

今年に入り、デジタル化(DX)への期待や具体的な動きが高まっています。

現在、テレワークの推進・脱ハンコ化・アマゾンなどEC企業の好調など、目に見えて分かり易いものからスタートしていますが、今後、生産性向上という名目でデジタルを利用した業務合理化が推し進められることが予想されます。

こうした状況の中、特に従来のスタイルで営業活動を行っている方は肌感覚で危機感を持たれているかもしれません。

例えば、営業活動にとって重要な利益率が高くてやり易いリピード案件の処理は、デジタルシステムにとって最も得意とする分野です。

僕の周囲に話しを聴かせて貰うと、優秀な人ほど状況に危機感を抱いていると感じます。

デジタルの世界は常に変化し続けるためキャッチアップしようにも終わりがなく陳腐化もしやすいため適度な距離をおいて付いてゆこうとするものの、思っている以上に変化の加速が速いといった雰囲気です。

ここからが僕の意見になります。

まず、高い専門知識・スキルを持って顧客に対してきめ細かく対応する営業サービスに対するニーズは今後益々増えてゆくと考えています。

デジタルによる自動化を推し進めていても、スキルの高いスタッフには自然と仕事が集まってゆきますし、寧ろサポートを付けなければなりません。

また、そうした案件は付加価値が付くため非常に高い利益率を実現出来るようになります。

現状の営業活動ではリピート案件を見越して前述のような付加価値の高い内容について適正な値段が付いていないケースがあるように思います。

前述のように、デジタル化の進展により一度行われた業務は簡単に再現されてしまいますので、これまで見えていなかった高い付加価値の付いているサービスを棚卸して明確にすることで、顧客ニーズに十分に配慮しつつ少しづつ良い流れを生み出すケースを創り出すことが出来ます。

 

まとめ

ここまでお読み頂き、ありがとうございます。

本記事ではデジタル化(DX)が進むと、従来の営業活動は厳しくなる?という記事をお届けしました。

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投稿者プロフィール

菊地登志雄
菊地登志雄
1971年11月生まれ。O型。埼玉県生まれ、東京都文京区在住。趣味は旅・食べること。