引越しをきっかけに思い切りゆる〜いミニマリスト生活を楽しんでいます


 

9月1日に引越しをしてから約1カ月半が過ぎようとしています。

現在住んでいるのは100人以上が入居している大きめのシェアハウスなのですが、とても快適に生活出来る環境です。100人以上の住居をシェアハウスというのかは分からないのですが、こういった場所に住むのは初めてなのでこの言い方で統一しますね。

どうしてこのような場所に入ったのかというといろいろ理由がありますが、この地域には過去7年間ほど住んでいたことがあり、建物の存在を知っていたことが大きいように思います。元々地方から上京した学生さんが入る寮であり専門の法人がとてもしっかりした管理をしているのを知っていて、今回物件を探しているときにリノベーションされたのを知り内見をしたというわけです。

40代後半の男がシェアハウスに入居することは自分でもあまりない気がするのですが(笑)、その点ではそもそも引越しまでの時間が全然なかったので入居しやすい場所を選んだに過ぎませんでした。振り返ると2〜3カ月ぐらいしかなかったように思います。(その他の理由は別途記事にしたいと思います)

しかし、この生活が思っていた以上に快適なのです。

まずコストパフォーマンスがとても高いのに驚きました。家賃は23区内でいうと平均ぐらいなのですが、そのなかに電気光熱費・ガス水道費・wi-fi・併設のカフェ費用まで含まれていて、さらにコワーキングスペースが設置されていて無料で利用することが出来るので、体感的には半分ぐらいの支出という感覚。毎日清掃業者が巡回しているので清潔感も申し分ありません。

自分は19歳から家を出て生活しているのでさまざまな形の住居を経験してきています。ワンルーム・大学の寮・知り合いと部屋をシェア・大きめの間取りなど..これまでは一貫して住居というのはなるべく広くて快適なほうが良いという考え方があったので(実際にはほとんどの時期狭い間取りで住んでいましたが)、今回のような引き算が上手なサービスを体験することが新鮮です。

振り返ると自分の価値観が少し古くなっていたのだと思わざるを得ないと思い、新しい価値観寄りに世の中を見てみることにした次第です。デフレのなかで適応されてきた無駄のない経済のなかで生きるということかもしれないと仮定し、実践してみるとこれが良いのです。

サブスクリプションサービスを積極的に利用したり、高機能な衣類を購入することでクローゼットのなかを劇的に減らしたり、低価格でも栄養面も味覚も満足出来る食を見つけたり..価格以上の価値を見いだすことが出来ると、人は気分が良くなるみたいですね。面白いのは支出をダウンサイジングしているにも関わらず生活への満足度が上がり続けていること。

インターネットの恩恵も大きいと感じています。YouTubeなどの動画でこの類いを検索するといつでも質の高い情報を得ること出来ます。製品やサービスも名指しで薦めてきますし、実際に利用している様子も良く分かるので最短距離で確認出来ます。自分はウェブマーケティングを仕事の1つにしているのである程度リテラシーがあると思っているが、その点差し引いても有用な情報が多いと思います。

引き続き楽しみたいと思います。

 

投稿者プロフィール

菊地登志雄
菊地登志雄
1971年11月生まれ。O型。埼玉県生まれ、東京都文京区在住。趣味は旅・食べること。