書店文化について考える


 

この3年ぐらいで良く利用してきた書店が次々と廃業している。

昨日は某山手線駅前にある中型書店に入ったのだが、品揃えが劣化していて近い将来の廃業を伺わせる雰囲気だった。

電子化が進んでいるとはいえ、想像以上のペースで書店は減り続けているなと思わざるを得なかった。

僕は本が好きな人間で常に何かしら読書をしている。そして新しい書籍に出会えることに期待して書店に顔を出している。

近年はほぼ全ての本を電子書籍で読んでいるので、自分勝手で我儘な感情ではあることは承知しているが、書店が無くなって失われるものは結構多いと考えている。

例えば、小さい子供は書店を通じて質の高い教養に触れたり大人が観ている世界を垣間見たりすることが出来るし、これまで読書への入口の役割を果たしてきたように思う。

Amazonや楽天が持つ機能について、僕が知る限りではそうした点をあまり重視していないかもしれない。

書店経営もビジネスである以上、時代の趨勢により役割を終える可能性もある。

しかし個人的には、何かの形で進化することで僕自身が子供の頃に出会えたような良質な世界が引き継がれることを望んでいる。

 

まとめ

ここまでお読み頂き、ありがとうございます。本記事では書店文化について考えるをお届けしました。

当ブログへのまたのお越しをお待ちしております。

 

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投稿者プロフィール

菊地登志雄
菊地登志雄
1971年11月生まれ。O型。埼玉県生まれ、東京都文京区在住。趣味は旅・食べること。