ギグ・エコノミーで生き残るための4つのつながり ブックレビュー


働き方が変化しつつある悩み

近年、副業やフリーランスとしての活動が盛んになりつつある。政府が働き方の多様性を促進しているため、企業においても今後その傾向は増してゆくと考えられる。

これから行う人・すでに行っている人と様々だと思われるが、会社など組織を離れて独自に動くことは不安が伴うものである。

私もその一人で、最初の一歩を踏み出すにはかなりの勇気が必要だったし、その後も試行錯誤しながら前進している。

 

ヨーロッパ・アメリカにおけるギグワーカーという働き方を知るメリット

このような働き方の多様性について、日本国内においては始まったばかりの取り組みと言って良いと思われるが、既にアメリカ・ヨーロッパでは多く取り入れられている。

「ギグワーカー」というインターネット等で募集している単発の仕事を受注し、収入を得る手法が注目されていることをご存じだろうか?EU(ヨーロッパ)ではこのギグワーカー人口が1億人以上存在していると言われている。

このギグワーカーの生態についてスポットを当てたのが本書である。

働き方の多様性という点で先行している国々におけるギグワーカーという働き方のひとつを学ぶことで、国内における近い将来の様子をシュミレーション出来るだろう。

また本書は個人レベルへの取材のフィードバックを多く含むため、これから副業やフリーランスになりたい人・すでになっている人の問題解決の一助になると思われる。

 

これまでの成功モデルからの脱却を示唆

実際読んでみた感想として、自分の活動と照らし合わせても共感できる部分が多かった。例えば、ギグワーカーは自分の集中できる環境を作っている、自身に多くのタスクを課している、収入への不安に対する対処など..

本書では彼らが抱える環境を「場所」「ルーチン」「目的」「人」という4つの視点から解読し、これまでの成功モデルとは異なる行き先があることを提示している。

 

お薦めの一冊

 

 

 

まとめ

ここまでお読み頂き、ありがとうございます。本記事ではギグ・ワーカーの現実 Are There Good Jobs in the Gig Economy? ブックレビューをお届けしました。

当ブログへのまたのお越しをお待ちしております。

 

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投稿者プロフィール

菊地登志雄
菊地登志雄
1971年11月生まれ。O型。埼玉県生まれ、東京都文京区在住。趣味は旅・食べること。