マンガ フリーランスで行こう! 会社に頼らない新しい「働き方」ブックレビュー


感想

本書はイラストレーターである著者が2003年にフリーランスとして独立して以来、どのようにして活動してきたのかを分かりやすいマンガ形式で紹介している1冊である。

イラストレーターとしてフリーランスになった著者はメンターにアドバイスを貰いながら、自身で営業を行い仕事を確保してゆく。

フリーランスになる前に持つ最大の懸念材料は「食べていけるのだろうか」という不安だろう。本書はこの部分をどのようにして解決していくのか、マンガで丁寧に解説していて非常に好感が持てる。

仕事を確保するには営業活動が必要になる。個人的にそのような地味な活動をしっかり描いているところに好感を持つことが出来た。また結果だけではなく具体的にゼロから仕事を増やしていくプロセスを紹介していて、工夫をすればそのまま使える内容になっているように思う。

私自身も仕事の新規獲得・立ち上げを多くしてきたが、本書で書かれているプロセスは良い意味で堅実であり役に立つと感じた。行動しながら考えるというパターンで問題を乗り切っているのも良い。

頭で理解していても周囲の環境が変わるとどんな風に動いていいか分からなくなる場合も多いが、自身で考えつつ周囲にアドバイスを求めて課題を乗り切ってゆく。

物語後半は加速して行きフリーランスだからこそ出来る生き方へシフトしてゆく様子は読んでいてワクワクするものだった。

お薦めの1冊。

著者のブログ https://genki-wifi.net/

書籍の紹介

 

まとめ

ここまでお読み頂き、ありがとうございます。本記事ではマンガ フリーランスで行こう! 会社に頼らない頼らない新しい「働き方」ブックレビューをお届けしました。何かのお役に立てれば幸いです。当ブログへのまたのお越しをお待ちしております。

 

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投稿者プロフィール

菊地登志雄
菊地登志雄
1971年11月生まれ。O型。埼玉県生まれ、東京都文京区在住。趣味は旅・食べること。