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2022年8月、ゆるい旅2日目の記録。高知市に来ています。
朝、宿泊した「高知龍馬ホテル」をチェックアウトして駅に向かう。
到着したさいは体調いまいちだったので写真をあまり取れなかったけど、夏の高知県は想像以上に雰囲気が良くて最高でした。住めますね。
昨夕はレンタサイクルを借りて郊外にあって地元の人が集まる温泉施設「土佐ぽかぽか温泉」に行ってきましたが、最高でした。
整体が3,000円台前半と安かったのでそちらも受けて体調万全です。
高知は好きな場所なので、また訪れたいと思います。
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この日の移動ルートを先に掲載しておきます。
南四国を移動しながらみつつ、九州へ渡るというプランです。
四万十川を一目みてみたいのと宇和島市で鯛めしを食べたいという意図でこうなりました。
そして、余裕があれば九州まで行ってしまおうかなと。
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今回ホテルの朝食は付けなかったので、駅構内にあるベーカリーに入店して朝食を頂きました。600円。
美味しかったです。
毎度思うのですが、駅構内にベーカリーがあると朝本当助かります。焼きたてですしね。
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AM8:00、みどりの窓口で切符を購入して、高知駅から四万十市方面への移動をスタートします。
四国に関してはここからが初めて訪問する場所になるので、かなり楽しみです。
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JR土讃線 「特急しまんと」中村行きに乗車し、高知県四万十町窪川駅へ向かいます。
「しまんと」というネーミングに期待が高まります。これは小学生ぐらいのメンタルだなぁと自分でも思いました 笑
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3両編成の特急ですが、元気よく進んでくれる車両でした。
地方で特急列車に乗ると車両数の少なさに驚くことがあります。たまに1両なんてことも。でも小気味よく自然の中を走ってゆく感覚はなかなか良いものです。
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高知駅から出発して約1時間経ったAM9:30、高知県四万十町にあるJR窪川駅に到着しました。
後から知ったのですが、高知県には「四万十市」と「四万十町」という別々の自治体があります。
こちらのJR窪川駅は「四万十町」で、鉄道の待ち合わせで訪れました。
約1時間の待ち時間のあと、JR予土線 宇和島行の列車に乗り換えます。
この辺から旅慣れている様子のバックパッカー率が高まってきました。
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駅前にはお洒落な役所が建っています。
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また、自動運転のモビリティ実証実験が行われていました。
こういった地域では将来有効な移動手段になりそうですね。最近旅をしているとこうした実証実験をちらほら見かけるようになってきています。
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列車が到着したので、JR予土線 宇和島行に乗車して南予地方に向かいます。
なかなか年季の入った列車ですね。良い感じです。
一気に山間部に入ったという雰囲気になりました。
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予土線は四国の山間部を突っ切るようなかたちで進む路線で、自然を楽しむことが出来ます。
途中でトロッコ列車に乗り換えることも可能です。こちらは人気のようで多くの人が乗り換えてゆきました。
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アイコンの方向が逆ですが、位置的には上記のような感じになります。
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はじめて観た四万十川ですが、山奥の自然に位置してとても穏やかでした。河を含めた地域全体が自然のまま残っているという印象です。
そのため時々、30~40年前の世界に戻ってしまったような感覚に襲われます。
河の真ん中で釣りをされていらっしゃる方も多く、のどかな風景が続いていました。
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途中、さらに車両を乗り換えます。
こちらは0系新幹線にそっくりな「鉄道ホビートレイン」だそうです。
遊び心から制作されたそうで、面白いですよね。
四国には新幹線が通っていないこともあり、ちょっとシニカルな意味も込められているのかもしれません。
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こんな感じでのどか~な風景が続きます。楽しい。
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車両に洗面所が付いていないので、定期的に駅で休憩が入ります。
ドアを開けて休憩していると虫が入ってきます 笑
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PM13:30、宇和島駅に到着しました!高知駅からは約5時間ぐらい掛かりましたが、楽しかったです。
ここから宇和島市内の観光と昼食を摂りたいと思います。
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駅前通りの様子です。南国情緒のある雰囲気でした。
松山市や高知市に比べるとややコンパクトな印象を受けます。カテゴリーとしては人口10万人以下の市町村に入るようで、例えば山梨県南アルプス市や静岡県伊東市と同規模のようです。
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綺麗な商店街もありました。白を基調とした雰囲気と大漁旗が特長ですね。お洒落です。
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ランチには楽しみにしていた「鯛めし」を頂きたいと思います。
駅前にある「かどや」さんを訪問。こちらは人気店らしく30分ほど待たせて貰いました。
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鯛めしの膳。想像していたよりも立派な雰囲気でした。うれしくなりますね。
入店している観光客の方はほとんどがこちらを選択している様子でした。
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出汁や海藻と一緒に頂くことで複雑な味になって美味しい。これは来て良かったと思いました。
元々、漁師が食事の締めに頂いた習慣から始まったそうです。
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ビールも頂きました。
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宇和島は闘牛も盛んな場所です。
位置的に南部に位置しているので一次産業が盛んなのかな?
最近の価値観だと難しい場面もありそうですが、貴重な観光資源にもなりそうなので頑張って欲しいです。
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駅近くには宇和島城も見ることが出来ました。
宇和島は歴史的には藤原純友の本拠地だったり、源義経が朝廷より伊予守に任命されたり、江戸時代以降は伊達家が藩主になったりした場所。
藤原純友は元々貴族として地方赴任してきたところ、自身が海賊になったというなかなか豪快なエピソードがありますが、最後に仲間と南国へ去ったという伝説もあるそうです。何かワンピースみたいな話しですね。
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宇和島観光とランチを終えることが出来ました。
この日は宇和島に宿泊しても良かったのですが、昨日の休養が十分で体調も良かったので、九州まで足を伸ばすことにしました。
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で、PM16:30、九州へ渡るフェリー乗り場のある愛媛県八幡浜(やわたはま)市に到着しました。
宇和島駅から所要時間はJR予讃線を利用して約60分でした。
こちらも車窓からの景色が良いのでお薦めです。
早速、八幡浜港フェリーターミナルに向かいます。
ベンチに座っている男子高校生に行き方を聴いたのですが、あまり答えてくれませんでした。
緊張していたのかな。
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無事に路線バスに乗ることが出来ました。
駅からフェリー乗り場は直ぐの場所にありました。
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八幡浜港フェリーターミナルに到着。こちらから大分県別府市と臼杵市へ渡ることが出来ます。
今回、僕は臼杵市に向かうことにしました。
大分県大分市の南に位置する街です。
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フェリーの切符売場は想像していた以上に綺麗でした。驚き。
こちらは宇和島運輸という会社が運営していて、前述しましたが別府・臼杵間を結ぶフェリーを運航しています。もともとは宇和島港から各地にフェリー便が出ていたようなのですが、現在はこちらの便のみの運航のようです。
この日は物流トラックなどが多く利用してるように見受けられました。地図をみると四国・九州間を上手にショートカット出来る感じなので利用者も結構いらっしゃるようです。
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「宇」の字のデザインが良いですね。
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大型物流トラックが次々とフェリーに乗り込んでゆきます。
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案内を待って自分も乗船することが出来ました。
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船内は想像していた以上に広くて豪華な仕様でした。
のんびり寛いで旅することが出来ます。
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出航後、雨が降ってきました。
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上記のような感じでフェリーが進んでゆきます。
Googleマップは海上でも正確みたいですね。
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PM20:05、所要時間約2時間半で臼杵港に到着。
辺りはすっかり夜になってしまいました。
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臼杵港フェリーターミナルから最寄り駅の臼杵駅までは公共交通機関がほぼ有りません。
リサーチ不足の自分が原因ですが、ここからは夜の徒歩移動に。
海外はともかく国内でも夜の徒歩移動は可能な限り避けるようにしているのですが、こんな状況が出てくることも時々あります。
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30~40分程歩いて駅に到着しました。ようやくという感じです。
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この日はニュー臼杵ホテルという宿で宿泊させて貰いました。
あまりに疲れていたので写真を撮り忘れてしまったのですが、とても良い宿でした。
つづく。
まとめ
ここまでお読み頂き、ありがとうございます。
本記事では「2022年8月旅 3日目 〜 高知市・四万十市・宇和島市・八幡浜市・臼杵市」をお届けしました。
当ブログへのまたのお越しをお待ちしております。
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投稿者プロフィール
- 1971年11月生まれ。O型。埼玉県生まれ、東京都文京区在住。趣味は旅・食べること。
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