多動で進み始めた2020年、変化と課題について


「多動」で幕開けした2020年

正確に言うと2019年後半からだが、2020年から本格的に「多動」で動く生活をしている。

「旅」「投資」「事業」というテーマを掲げて、それぞれを成長させるため楽しみながら毎日取り組んでいる状況である。

複業への取り組みなど、世も多動の方向へシフトしつつあると思い、本記事では実際にやってみた感想をシェアしたいと思う。

 

パフォーマンスは上がる

実際に多動で動いてみてまず感じることは、パフォーマンスの向上である。

1つの仕事に集中していた時は、同じルーティンを回してゆくためどうしても効率が下がる部分があった。1つのことに集中することの良さに対する裏返しである。

多動の場合、あるカテゴリーの効率が落ちてきても別カテゴリーに取りかかることが出来るので、常に新鮮な状態で動くことが出来る。

少し時間を置いてからリスタートするので、取りかかりの際に俯瞰して物事を見ることが出来るのも利点だ。

最初の頃僕は毎日全てのカテゴリーを均等にこなそうと努力していたが、今はそうでもなく、自然に任せた動きをするようになっている。その代わりブログで行動結果を集計して客観的に進行状況をみるようにしている。

精神的に集中している様子をフロー状態というが、そこに入りやすいやり方であると言えそうだ。

 

より行動の「質」にこだわるようになる

もう一つの利点は、行動の質にこだわるようになってきていることだと感じている。簡単にいうと「遠回りしなくなってきている」ということかもしれない。

自分でいうのも変だが、僕は戦略的な思考が強みである一方、「急がば回れ」が好きな人間であった。

しかし、様々な事柄を同時に進行させる多動を行う場合、どちらかというと常に目標への最短距離をゆかないと物事がなかなか前に進まない。

無駄探しも上手になる。時間を有限と意識して、戦略的な布石を打つ際にも無駄がないように気を付けるようになる。

それぞれに割ける時間が限られている分、行動の質を高める意識が強くなっているのは良いことだと思っている。

 

成果を出すことへ手探りではあるが

一方で課題も感じていた。そのひとつは「成果」。

色々なことをやっていて共倒れにならないかとか、人に見せられる成果を出せるのかという意識が強くなってくる。1つのことに集中する生活には無い悩みである。

完全な答えはまだ出ていないが、1つ考えているのは「目標」「計画」「成果」というモノに対する見直しである。

そもそもプロセスが変容してきているので、物差しも変わってくるのかもしれない。

動きながら探していこうと思っている。

 

まとめ

ここまでお読み頂き、ありがとうございます。本記事では多動で進み始めた2020年、変化と課題についてをお届けしました何かのお役に立てれば幸いです。当ブログへのまたのお越しをお待ちしております。

 

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投稿者プロフィール

菊地登志雄
菊地登志雄
1971年11月生まれ。O型。埼玉県生まれ、東京都文京区在住。趣味は旅・食べること。