人見知りな私がイメージに過ぎなかった企画をサービス立ち上げまでに行ったこと


 

 

本記事の対象

  • 企画があるが、実現させる方法が分からない
  • 企画があるが、実現出来ると思えない
  • その他・興味がある

すべての人は個性を活かしたサービスをつくることができる

eコマースというとアマゾン・楽天など大手サービスをイメージされる方がほとんどではないでしょうか。一方で身近に、副業解禁などをきっかけに独自のサービスを立ち上げている方も大勢いらっしゃるかと思います。両者のあり方にはギャップがあるため少し混乱するかもしれません。

大手業者、中小企業、個人はそれぞれが持つ強みが自然と違っているので、立ち上げ方法には共通の部分と異なる部分が存在します。組織の大小に関わらず、全ての組織・個人は個性を活かしたサービスをつくることができる強みを持っています。

ちょうど10年前の2009年、私は新しい事業を立ち上げることを考えていました。出来れば印刷通販というeコマースサービスが良いと思っていたのですが、どうすれば良いか方法が分かりませんでした。

その時に取った方法をまとめたいと思います。

 

遊びの時間を共有する

すでにeコマース事業を展開されていらっしゃる方と旅行でご一緒させて頂いた際に、バス移動で横の席に座らせて頂いてお話しを聴かせて頂いたことがありました。移動だけでなく、食事や観光も出来るだけ一緒に回り貴重なお話しを頂くことが出来ました。当時私は実際に仕事をしている状況をイメージ出来ずに悩んでいたのですが、その方がPCを持ち込んで仕事もしていらっしゃっる様子をみて勇気を貰ったことを覚えています。

実際に行ったことがないことを始めるときには心理的なバイアスがかかりやすいので、すでに経験ある人の話しを聴いたり実際に行っている場面に居合わせたことは前進するのに有効です。

新しいことを行っている人には率直に話しを聴きにゆくと可能な範囲でさまざまなことを教えて貰えることが多いように思います。私自身も聴かれたことには出来るだけ答えるにしていますし、思い切って機会を作ってみてはいかがでしょうか。

注意点としては、相手が望んでいないことはすべきでないということです。質問は率直に、聴くときは相手に委ねると良いと思います。

 

出来るだけ多くの人に企画を知ってもらい、感想を求める

次に行ったことは企画書を書いて出来るだけ多くの人に配ることでした。いきなりだと驚かれるので、定例会議で主催者に確認を取った後に役職者全員に配布させて貰いました。その後、一人一人に感想を聞きに回りました。

企画書の良い点は、文書として残るため相手の検討範囲内に入りやすいということです。話しだけだと本気度が薄いと判断されやすく、忘れられてしまいがちです。感想を聞きに行くときも企画書をあらためて見せると、あーという良い感じになります笑

真摯に話しを聴きにゆくと、本当に様々な情報が集まってくることに驚かされると思います。自分一人の考えには限界がありますが、多くの人の意見や知見を求めることで実現する可能性が一気に高まってきますので、是非実行してみて下さい。

 

現場に足を運ぶ

ある程度具体的に企画がまとまってきた時に行って欲しいのは、なるべく多く現場に足を運ぶことです。私の場合、サービス企画後そして実際にスタートしてから5年間は毎週日曜イベント会場に足を運ぶようにしていました。アタマで考えていることと実際に行われている現実はある程度乖離していることが多いので、必要な部分を修正する必要があります。

 

まとめ

ここまでお読み頂き、ありがとうございます。本記事ではやりたいことを企画したあとにどのようにして実現してゆくか、体験を踏まえてまとめさせて貰いました。

誰でも個性があり強みを活かしてサービスを作ることが出来ますが、イメージしているだけではなく具体的な行動に出ることで一歩前進することが出来ます。

どちらかというと人見知りで臆病な性格な私ですが、どのようにして企画からサービスを立ち上げたかをまとめさせて頂きました。

関係される方々が前に進めるような勇気を持てるような記事になれていると幸いです。

当ブログへのまたのお越しをお待ちしております。

 

 

事例サイトはこちら

 

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https://kyoyupublish.com/

 

サービス開始

2011年秋〜

 

ユーザーの想いに寄り添うサービス

きょうゆう出版は「好き」「共感」マーケティングを行うことで成功しているサービスです。2011年に参入した時点で市場(同人誌印刷分野)は成熟していたため、組織として「市場」「競合」「自社」を分析する仕組みを作ることで差別化戦略を打ち出しました。

コスメ・ラーメン業界など想像すると分かりやすいのですが、成熟した市場ではユーザーがサイトを頻繁に訪れてサービス内容を比較する傾向にあります。

その際に購入になるポイントは「好き」「共感」です。ユーザーやエンドユーザーの想いや気持ちに寄り添うサービスを確立するように心がけました。

 

「好き」「共感」を集めた各種コンテンツ

サービスコンセプトに基づき、ユーザー様の「好き」「共感」を集めたコンテンツを多数用意しました。制作事例・加工ギャラリー・コンシェルジュサービスがそれに当たります。サービスが重視しているポイントを発信します。

 

1.制作事例

Image from Gyazo

https://kyoyupublish.com/cases/

ユーザー様がどのようにして制作を行こなったのかを取材形式で事例にまとめたコンテンツです。作品のクオリティに対するこだわりや想いを伝えていただくことで、読者に「好き」「共感」が伝わります。

 

2,加工ギャラリー

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https://kyoyupublish.com/process/

印刷物制作では「用紙を選ぶ」「色を塗る」「加工して違うかたちにする」という形を楽しむことが出来ます。本コンテンツでは実際の作品を通じて、そうした楽しみ方を提案しています。

 

3.同人コンシェルジュ

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https://kyoyupublish.com/concierge/

きょうゆう出版ではユーザー様の「好き」「共感」の感性を活かしていただくためにコンシュルジュサービスを用意しました。システム上のやり取りだけでなく専任担当制を取り細かいニーズを汲み取るサービスです。

 

好き・共感を集める仕組みづくり

前述以外にユーザーの「好き」「共感」を集める仕組み作りについて、CRM・MAを利用して組織的にインプットを行いました。

  • CRMを利用した情報管理
  • マーケティングオートメーションを利用した情報収集

 

まとめ

本記事では「好き」「共感」マーケティングのメリットをご紹介させて頂きました。

 

 

 

 


投稿者プロフィール

菊地登志雄
菊地登志雄
1971年11月生まれ。O型。埼玉県生まれ、東京都文京区在住。趣味は旅・食べること。