中小企業は分かりにくい市場をターゲットにオリジナルの強みを活かしてeコマースで直販しよう


 

国内市場のEC化率は10%以下

eコマースというとアマゾンや楽天といった大手企業をイメージする方がほとんどだと思います。eコマース自体がすでに目新しいものではなく、大手サービスが寡占的に運営されている状況のなか、これから新しくサービスを立ち上げていくことは難しいと考える方が多いかもしれません。

しかし、日本国内における事業のEC化率はいまだに全体の10%以下にしかすぎまないことを考えると、今後の伸びしろは大きいと考えることも出来ます。

 

【2019年版】国内EC市場のEC化率|BtoCとBtoBをプロが徹底解説

 

中小企業はeコマース事業で成功しやすい

経験上、私は中小企業や個人などの小さい組織こそeコマースに成功しやすいと考えています。その理由を下記に挙げたいと思います。

 

理由1 それぞれの組織がオンリーワンな強みを持っているから

厳しい経済環境のなかで頑張っている中小企業はその組織オリジナルの強みを持っています。だからこそ企業活動が成り立っているわけで、そんなものはないと思われている方は毎日同じ業務をしているので気付かないだけかもしれません。

このオリジナルな強みをeコマース事業に置き換えることで、今までの組織や設備を活かしたかたちで事業を展開してゆくことが可能です。

これまでのリソース(経営資源)を活かしてゆくため、極端に大きな資金調達が必要なく小さくはじめることも可能です。

 

理由2 分かりにくい市場ではeコマースを展開しやすい

eコマースは売価が安すぎて価格競争に巻き込まれるため、参入しづらいとお考えの方も多いのではないでしょうか。私はこれを半分正解で半分不正解と考えます。

価格競争が起きている市場はすでに寡占化が進んでいるため、中小企業はこれから参入すべではありません。中小企業が参入すべきは多重下請構造になっているような分かりにくい分野であり市場です。私はむしろ足元にある状況を利用すべきだと考えます。

eコマースは直販による販売価格の競争力に強みを持っているサービスですので、不完全なねじれのある分野にも強い性質を持っています。こうした分野を見つけて自社の強みをぶつけてゆくことでサービスを成功させやすくなります。

 

まとめ

ここまでお読み頂き、ありがとうございます。

本記事では中小企業がeコマース事業を成功させやすい理由という内容で記事を書かせて頂きました。

当ブログへのまたのお越しをお待ちしております。

 

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投稿者プロフィール

菊地登志雄
菊地登志雄
1971年11月生まれ。O型。埼玉県生まれ、東京都文京区在住。趣味は旅・食べること。