「検索」と「インバウンド」で旅はとても自由になっていた


 

 

この記事の主旨

  • ホテル交通機関予約はオンデマンド利用が可能になっている
  • インバウンド需要によりインフラ整備が進んでいる
  • 結果として、より自由な旅を楽しめるようになっている

 

2019年10月、僕は会社を卒業して、久しぶりに個人的な旅に出ることにしました。これまで年3〜4回国内外に出張をすることが習慣になっていましたが、自分の意志で行き先を決める・かつ仕事を介さない旅となるとほぼ学生時代以来でした。出張のさいは時間もないので全て部下や旅行代理店任せでスケジュールを組んでいたが、今回の旅は全て自分で進めないといけません。

実は今回の旅をするに当たり、試してみたいことがありました。最近YouTubeで毎日視聴している「無職旅」というチャンネルがあり、文字通り無職で世界中を旅して回る番組なのですが、とても魅力的な旅を展開しています。

無職旅(YouTubeチャンネル)

無職旅2(ブログ)

いわゆるバックパッカーの旅を動画チャンネルとして公開していて、移動はLCCもしくはバス、ホテルはドミトリーに宿泊して、地元の食堂に入って食事をする。またブログにどのように旅を計画して実行したかを事細かく記録しています。

実はこの動画を観ていて、不思議なことがありました。どうやら油やさん(主催者)は翌日どころか当日の予定についてもおおざっぱにしか決めていないようなのです。ホテルなど宿泊先ですら、当日旅先に着いてから決めている様子。食事もその場でお店に行って良さそうだったら入るぐらいライトな感じで、あまりにも自由な旅です。

同時にこんなことが出来るものなのか、という興味が沸いてきました。そこで僕は無職旅ブログを読み込んで、その通り実行してみることにしたのです。

そこで得た感想が「検索」と「インバウンド」で旅はとても自由になっている、ということでした。

 

フライト

フライトはLCCを利用することにします。スカイスキャナーという検索サイトで一番安い日程を予約することに。

羽田から博多まで9,000円。東京大阪間の新幹線自由席より安い金額です。これまでは台湾までのフライトで片道4万円位支払っていたので大分感覚が違います。

LCCというと狭い・不便のようなイメージがあったが、実際に乗ってみるととても快適でした。2〜4時間程度の移動であれば十分な設備です。

  • 行き:ジェットスター航空 東京⇒博多 100分 片道9,000円
  • 帰り:ジェットスター航空 高知⇒東京   90分 片道9,000円

(成田空港行きスカイライナー含めるとそれぞれ約2,000円増 となる)

 

 

ホテル

ホテルは複数の予約サイトを横断検索をかけて宿泊先を探すことにしました。ホテルは旅の重要な要素と思っていて妥協はしたくないので、なるべく良い部屋を探して予約を取ることにしたいです。

今回はドミトリー形式のホテルにもチャレンジしたいと思っていました。

以前の自分であれば複数人がいるベッドで寝るなんて耐えられないと思っていましたが、住めば都とはこのことで笑。サービス内容なりの利用方法があると知り、結構快適に過ごせてしまいました。

 

食事

食事に関しても予定をしない、なるべく地元の食材をとるという方向を取ります。食べログで検索をしてよさそうなお店を探したり、ホテルフロントで情報を得たりして、現地情報や自分の目で確認するようにしました。

そうすると自然と地元に根ざした郷土料理店を選ぶことになるが、こういったお店の大半は接客も良く本当に楽しい時間が過ごせました。

 

 

鉄道・バス・徒歩での移動

フライト以外の移動に関しては、全てGoogle Mapsで事足りることが出来ます。

JR・徒歩・バスを組み合わせて、ほぼ最適な移動手段を案内してくれました。正直ここまで高機能なのかと驚かずにはいられませんでした。この旅ではほぼ毎日、街から街を移動していましたが、このアプリのおかげであるといえそうです。

 

その他

様々な経験をしているうちに、自分なりのノウハウも得られるようになってきます。LCCは3列シートで通路も狭いので通路側がよさそうとか、ドミトリーは週末混み合うので部屋のグレードを上げることで快適に過ごせるとか、食事のお店は席のキャパシティが大体50名ぐらいまでのお店が過ごしやすいなど。Google Mapsについては高機能なので移動したいその時に検索をすることがベストでした。

 

 

インバウンド効果によるインフラ整備について

もうひとつこの旅で驚いたのは、地方のインフラ整備の素晴らしさでした。とにかく旅をしていて不快になることがありません。どの交通機関にも窓口に人が配置されていて、分からないことは教えてくれる。外国人にも対応していて、正直こんな国はどこにもないと思います。

もう国や地方を上げてインバウンド対応しているという印象であり、どの街にも外国人の方がいらっしゃいます。しかし住んでいるのは我々日本人なので、自然とこのインフラ整備の恩恵を受けているし受けられます。

 

 

 

まとめ

スマホやインバウンドなどを活用することで旅のあり方が変化させることが出来るという主旨で記事を書かせて貰いました。

 

 

 

 

 

 


投稿者プロフィール

菊地登志雄
菊地登志雄
1971年11月生まれ。O型。埼玉県生まれ、東京都文京区在住。趣味は旅・食べること。