経営大学院の予習活動を進めていて感じたこと


先日報告させて貰ったが、今年4月から経営大学院(本記事では分かり易くビジネススクールと称する)に入学する予定である。履修開始まで2カ月となり本格的に準備を始めている。

 

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2020年4月から3科目の履修スタート予定

前回の記事では履修全体計画を立案したが、これを踏まえて具体的な履修科目を決定。履修科目を以下3科目に定める。

  • 「クリティカル・シンキング」
  • 「組織行動とリーダーシップ」
  • 「マーケティング・経営戦略基礎」

「クリティカル・シンキング」は思考系の学びで問題解決に関するロジカルシンキングスキルを学ぶ科目、「組織行動とリーダーシップ」「マーケティング・経営戦略基礎」は名称の通りの内容である。

授業はディスカッションがメインになるため予習として教科書などを事前に読み込む必要があり、計画を立ててデイリーで実行をスタートしている。

実は一昨年、単科性として参加した授業では予習が追いつかずに大変だったこともあり、今回は必要に応じて余裕を持つスケジュールで動くことにした。

 

予習を進めてみた感想

恐らく自分が他の人と違うのは、ある程度経営に関する実務を経験してからビジネススクールに入学すると言う点にあると思う。通常はスクールで学んでから実務というのが流れではないだろうか。

ビジネススクールの特長は、能力に関わらず経営に携わるノウハウを手に入れられる部分にある。起業しなくても、カリスマ的な能力が無くても、実務経験が無くても学ぶことが出来ることが利点だと思う。

でも、体系的に学んだノウハウがそのまま実地で役に立つかというとそうでもない。現場では毎日起きる出来事に対処することが必要になるからだ。

それに経営者は傍からみているよりも実務を通じて常に自身をブラッシュアップし続けているので、ビジネススクールで最新知識を学んだとしても、彼らを追い越すことは出来ないかもしれない。

ではビジネススクールに意味は無いのか?僕は意味はあると考えている。

理由を2つ。

1つ目は、体系的に学ぶことで満遍なく知識・ノウハウを得られるという点。

僕は実際に学び始めることで、キャリアに沿う形で自分の中に得意分野・不得意分野が存在していることに気付いた。例えば競争戦略分野の知識ノウハウはあるが、ファイナンス分野に関してはあまり詳しくないという具合だ。

継続して成果をあげるためには弱みを自覚して補完することが不可欠だと思っていて、学ぶことで安定した組織作りに役に立つと考える。

2つ目は、組織外のネットワーク形成に役に立つという点。

僕には標準化した経営知識を持たないために悔しい思いをしてきた経験がある。信用の蓄積とコミュニケーションが必要になる場面で自分の活動を説明するためには、誰もが分かる言葉や方法を使うことが有効だ。

補足。

仕事に関しては何でも全てを自分でやる必要は無く、自分の強みに集中してそれ以外の事は他の得意な人にお願いすれば良いと思う。

実践できるタイミングがあればそちらを優先すべきであり、僕もそのように考えている。

 

まとめ

ここまでお読み頂き、ありがとうございます。本記事では経営大学院(ビジネススクール)予習活動を進めている感想をお届けしました。何かのお役に立てれば幸いです。

当ブログへのまたのお越しをお待ちしております。

 

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投稿者プロフィール

菊地登志雄
菊地登志雄
1971年11月生まれ。O型。埼玉県生まれ、東京都文京区在住。趣味は旅・食べること。