ものづくり工場では、オペレーター多能化は大切な仕事の1つである。
理由はマクロとミクロの視点に分けられる。
マクロの視点
ものづくり工場では、限られた人数や設備から最大のアウトプットを出す必要がある。
アウトプットには数量、品質、時間などが挙げられる。
アウトプットを最大化するには、仕事に合わせて人が設備に移動する。
そのためには複数の仕事を出来る必要がある。
但し、平均化しすぎると品質に影響が出てしまうため、メインオペレーターとサブオペレーターを予め決めておく。
ミクロの視点
オペレーターの能力開発に多能化は役に立つ。
他工程への思いやりが育つようになる。
品質に関する視点が多面的になり、ものづくりに対する理解が深まる。
優秀なオペレーターの仕事の仕方を覚えることが出来る。
など、良い効果に枚挙いとまないと言える。
まとめ
ものづくり工場の多能化についてまとめてみました。
昔から言われていることではありますが、最近のものづくり品質の承継や働き方改革にも、とても有効な施策です。
私の経験からいうと、多能化により稼働率は1実質的な100%近くまで上げることは可能です。
実現にはオペレーター、管理者、経営者の理解が必要です。
推進していくことをお勧めします。
投稿者プロフィール
- 1971年11月生まれ。O型。埼玉県生まれ、東京都文京区在住。趣味は旅・食べること。
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